日本語教師体験談(アメリカ オレゴン)

世界の日本語教師体験談

• その学校への応募の経緯、きっかけ、探した方法


 私が渡米したのは大学を卒業した1週間後でした。もともと国際科の高校に通っていた私は、大学では保育科に進んだものの、英語にはずっと興味があり海外で働くことに憧れていました。また、海外旅行が好きで、英語を話せるようになれば旅行も倍楽しめるのではないかと考えていました。

 「思い立ったら即行動」タイプだった私は、すぐに海外での仕事について調べました。その中で目に留まったのが「日本語教師」という仕事でした。さまざまな職種やサイトを訪れる中で、インターンシッププログラムとして日本語教師の派遣を行っている会社を見つけました。さっそく資料請求をし、また、電話で話を聞いた上で面接・試験を受けることに決めました

 試験に合格してからは数回東京で事前研修があり、働きたい学年の希望や1年間主にどのようなことをするのかという話を聞きました。大学の講義のような雰囲気でした。

• 仕事内容は?


 私がそのプログラムを通じて働いていた学校は、日本語イマージョン教育実践校で、幼稚園から高校卒業まで一貫して日本語教育を取り入れている学校でした。私はその中の小学校1年生のクラスに入りました。毎日ひらがなやカタカナなど、メンターの先生と日、週、月単位での目標を決めて授業を行っていました。

その小学校では、1クラス約30人が4クラスありました。その4クラスがさらに2クラスずつの2グループに分かれており、日本語と英語のクラスを午前と午後で入れ替わって行っていました。

私たち教員は教室にずっといて、子どもが入れ替わって授業を受けに来るというシステムでした。そのため私たち教員は、1日に2回ほとんど同じ内容を違う子どもに教えていました。できる限り日本語で子どもとコミュニケーションをとり、ゲームやダンスも交えながら教えていました。


 また、日常生活では、1年間自分が教えているクラスの子どもの家庭でホームステイをさせてもらえるということも含まれていました。

ホームステイ先

• 苦労したこと


 私は渡米前は英語が全く話せませんでした。そのため、やはり最初は言葉の壁があり、特に保護者は日本語が分からない人がほとんどで、授業で使用したワークシートやおもちゃなどを実際に見せながらジェスチャーで伝えることもしばしばありました。

本当に言葉の壁を乗り越えたいと思うのなら、恥ずかしがらずに「これは英語でどんな言い方をするの?」など質問をし、行動に移していくことが大切だと思います。現に私自身、英語を話せるようになりたくてたくさん行動しました。

結果、今ではネイティブと間違えられるほどの英語を話すことができるようになっています。

街中の自転車アート

• 休日の過ごし方


 休日はホストファミリーと一緒に過ごすことが多かったので、子どもの日本語の宿題などを見てあげたり、英語を勉強したいことを伝えてたくさん英語を話したりしていました。

日常生活は保護者もいるので、英語で過ごすことがほとんどで、よく小旅行や外食にも連れて行ってくれました。私の住んでいたところはお洒落なカフェやレストランが多く、特に私はパスタ、ピザやベトナム料理が大好きでした。

おいしいお店を探すために、生徒の家族に聞くこともありました。それが話のネタになり、時には一緒に行こうという話にもなり、結果として良い関係性を築くことができました。訪れたカフェの店員さんに聞いたこともありました。甘いものでは、マフィンやタピオカミルクティーもおいしかったです♪

 また、土曜日に図書館で英語の無料レッスンが開講されていることを知り、ほとんど毎週通っていました。そこでいろいろな国の友達ができ、一緒にお出かけすることもありました。当時できた友達やホストファミリーとは今でも連絡を取り合う仲になっています。たくさんの経験ができ、毎週末とても充実した休日を過ごしていました。

ハロウィンのパンプキンカービング

• これから日本語教師を目指す方へ


 日本語教師という仕事は、すごく貴重な体験ができます。日本語が母国語の日本人からすると、「こんな質問がくるんだ!」の繰り返しでした。想像もしていなかったような質問がくるので、第二言語目線からの日本語を知ることができました。

また、日本語を習っている保護者は、基本的に日本に興味のある人ばかりなので、日本文化の素晴らしさも同時に感じられました。私の勤めていた小学校でも日本文化に合わせてイベントがありました。七夕には笹を飾り願い事をしました。お雛祭りにはお雛様、子どもの日にはこいのぼりの製作を行いました。もちろんアメリカのイベントも行いました。

友達と週末にビーチへ

特に驚いたのは、これはアメリカの風習なのかは分からないのですが、「Teacher Appreciation Week(先生に感謝をする週間)」というものがあり、お菓子やギフトカードなどさまざまなプレゼントを生徒の家族からもらいました。

 日本語教師という仕事は、日本語を教えるだけでなく、日本の良さの再確認、また、その国の文化をも知ることができる素晴らしい仕事なのです。少しでも興味のある人はぜひ調べてみてください。

オレゴン州(英: State of Oregon)は、北米西海岸に位置する、アメリカ合衆国第33番目の州である。ワシントン州、カリフォルニア州と共にリベラルな気風で、保守的な中西部に対して「レッドウッド・カーテンの向こう側」と称される。

セイラムが州都であり、人口では州内第3位である。人口最多の都市はポートランドである。2010年国勢調査による州人口は380万人以上であり、2000年から12%増加した[1]。ポートランドの人口は同年で583,776人であり、全米第29位である。

その都市圏人口は2,241,841人(2009年推計)で全米第23位である。州西部、ウィラメット川のあるバレーに人口が集中しており、州内の人口上位10都市のうち8都市がこのバレーに入っている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%82%B4%E3%83%B3%E5%B7%9E

アメリカ 日本語学習者数

1970年代頃までは、日本研究のための日本語教育が主であったが、1980年代以降、米国において日本の経済的プレゼンスが拡大し、日系企業が進出するに伴い、日本語を学ぶことでビジネスや雇用機会の拡大を狙う学習者が増加し、日本語ブームが起きた。

その後、日本のバブル崩壊から、行政や世論の日本に対する関心が薄れたと言われてきたが、近年ではマンガ、アニメやゲームなど日本のサブカルチャーが若年層に普及しており、それをきっかけに日本語学習に興味を持つ学習者が増えている。さらに一部地域では在米日系企業による雇用創出も進んでいる。

一方で、連邦政府による教育予算削減などにより、特に2010年度以降、主要科目(数学、国語、理科)を優先するために、日本語も含めた外国語科目が削減されるといった動きが見られる。

地域的には西海岸の州(ワシントン・オレゴン・カリフォルニア)と中西部(イリノイ・ミシガン)やハワイ州の学習者数が多いが、ニューヨークを中心とした東海岸や日系企業を積極的に誘致している地域にも学習者は多い

https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/area/country/2017/usa.html
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