中国日本語教師体験談・大学日本語教師(広東省肇慶市)

世界の日本語教師体験談

応募の経緯、きっかけ

・知り合いからの依頼で、私の経験が役立てるならと思い応募しました。

現在の学校紹介や仕事内容

・現在は中国広東省肇慶市にある大学で日本語を教えています。科目は『高級日本語』という科目で、読解や文法・語彙を3年生を対象に教えています。また、『日本語会話』を1年生に対して教えています。

 中国だけでなく、外国で日本語を教える場合、日本人は主に『会話』『作文』を教えることが多いと思います。場合によっては『聴解』の授業も担当します。

語学は必要?

・基本的に必要ありません。私も勉強はしましたが、授業の際は絶対に使わないようにしています。初級から上級まで日本語だけで教えています。日本語で理解する能力を養うためです。その国の言葉で説明してもいいのですが、誤解が生まれる可能性もあり、またその国の言葉で説明する役割は日本人教師ではないと思います。日本人教師の役割はいかに日本語を話し、話させるかだと思います。

 ただ、生活が外国なので、その国の言葉ができないと寂しい思いはします。友達など作りにくいと思います。

こんなところがよかった

・中国に赴任する前、日中関係や安全面に不安がありました。しかし、日本に対して嫌悪感を抱いている人が少ないように思います。特に嫌な思いをしたことがありません。

 また、治安もよく安心して生活できます。ただ、場所によって衛生面はそれほど清潔だと言えない所が多いです。

苦労したこと

・私が住んでいる所では、時々長時間の停電や断水があります。しかも告知なしでです。また、有名な話ですが、中国ではインターネットで規制があります。調べ物をする際、かなり困りますが、VPNを使えばクリアできます。

 他にも街に日本食はあるのですが、中国人向けの味になっているので、がっかりすることが多いです。

休日の過ごし方や住居について

・授業時間以外はすべて自由に使えます。その自由時間で授業準備や採点などします。大学で働いているので、運動施設が多く、自由に使うことができます。私はだいたい週4回ほど卓球をしています。

 学校の外にレストランがあるので、学生と一緒に夜、お酒を飲みに行くこともあります。授業以外で学生と接するのも、とても楽しいです。

 住居は学校内にある寮です。基本的な家具は揃っています。一人暮らしには十分な広さです。中国の場合、寮を提供してくれる所が多く、家賃は無料です。

小桂林 風光明媚な七星岩風景区

これから日本語教師を目指すみんなへ

・授業準備は大変です。特に最初の頃は何もわからず苦労すると思います。しかし、その準備が報われるのは授業です。苦労した分だけ、授業のやりがいがあります。逆に準備不足だと寒い授業になり、学生からの信頼も失います。任された科目をしっかりやり遂げることが大切だと思います。

 特に大学で教える場合、自分の授業を監督してくれる人はいません。本当に自分一人で授業の組み立てをしなければなりません。ですから、不安もありますが、自分がやりたいようにできます。ぜひ自分らしい授業ができるようにがんばってください。

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