私がビザ申請のために調査した2021年12月の時点で、取得可能なビザは下記3種でした。
(1)Z(仕事)ビザ(2)M(商業・出張)ビザ(3)F(家族)、
私はMビザを取得できましたので情報を共有いたします。
Mビザ取得のための必要処理は下記の通りです。
①Pu邀请函もしくは邀请函+ワクチン接種証明原本
②被邀请人来华事由书Scan
③邀请单位营业执照コピー,法定代表身份证コピー
④パスポート、パスポートのコピー、3000円
中国のワクチン接種証明がある場合、ビザ入手難易度は一気に下がります。以前のMビザ取得と変わらないと言っても過言ではありません。でもワクチン接種証明が必須。
つまり中国製ワクチンを打っていたら中国Mビザが交付されます。残りの必要書類②と③は1,2日あれば現地の招聘会社が出してくれるはずです。
私はビザ代行会社を通さず、自分で資料を用意して中国領事館に持ち込みました。
(東京等ビザセンター等ではまた扱いが異なるかもしれません、ご了承ください)その際の注意点として「必ず予約サイトから資料をアップロードし、予約票を印刷しておく」ということです。私は直接行って5日無駄にしました。https://cova.cs.mfa.gov.cn から前もって予約、記入、資料のアップロードを行い、出てきた予約票を印刷して持っていかなければなりません。
まさかこんな時期にMビザ取れるとは思いませんでした、よね?私も実際に申請が通り、パスポートを受け取るまでは正直半信半疑だったのですが、やってみるものです。
日本から中国へ行く際の大まかな流れとしては下記のとおりです。
- ①飛行機チケットを買う
- ②7日前PCR検査
- ③7日前から搭乗日前日までの経過観察表の記入
- ④2日前PCR検査&血液検査
- ⑤検査結果後から搭乗日前日8時までに上記を含めた必要書類一式を大使館サイトにアップロードし、健康QRコードを取得する
簡単に説明を加えます。②に関して、指定の病院でなければなりません。https://www.mfa.gov.cn/ce/cejp//jpn/tztg/t1844962.htm から探せます。
③通常は②を受けた病院が表をくれます。
④は②と同じ病院でも違う病院でもかまいません。血液検査もあります。
⑤に関しては、④は二日前にとれますが、③が前日にしか完成しないはずですので、前日にしかできません。多少複雑な手順ですが、「旅悟空TABIGOKU」さんのブログが素晴らしい情報提供をしています。微信でしかないと思われますが、是非参考にされてください。ただ、このブログにも説明がなく、私が一番苦労した書類に関してご説明します。
それは「国際旅行健康証明」という書類です。取り方は、微信の「防疫健康吗国际版」小程序→出国人员人口【查看及国际旅行健康证明】より必要事項を記入し、さらに証明書を出す、という手順になります。
さて、これで飛行機に乗る準備ができました。きっとこのブログをご覧になっている皆様は隔離のための物資も用意されていることかと思います。次回コロナ渦での一時帰国【中国入国、隔離編】をお送りいたします。
【中国入国、隔離編】
もう何度も乗っている飛行機ですが、今回は帰国から再出国までだいぶ苦労した経緯もあり、飛行機が離陸した瞬間は、初めて中国に飛び立った時と同じほど興奮しましたし、感動しました。
さて、中国に入国してまず驚いたのは空港滞在時間が非常に短いことです。到着からホテルまで2-2時間半ほどだったと思います。よく聞かれる質問ですが、お察しのとおりホテルは自分では選べません。そのホテルの規定に従うことになります。私のホテルの情報は下記のとおりです。
① 一日460元、食事は3食別途100元。一括微信前払い
② 交渉し、一度だけ買い物可。
③ 2週間隔離プラス1週間自宅隔離
①について、昼だけとかも可能です。朝20元、昼40元、夜40元。それなりにバランスが良く豪華でした。やっぱり广东菜おいしい。
②について、各部屋ごとに一つの微信群が作られ、そこで連絡が来たりお願いをすることになります。交渉の結果一度だけ外卖して良いことになりました。食事系はダメ。私たちは大量の水と果物、ジュースを買いました。ホテルが提供する水は8ℓ60元なんですもん。
③について、私は深圳内に住所があり、2週間のホテル隔離後は自宅に戻れることになりました。自分の小区が同意しないとダメなようです。自宅隔離についての詳細は各小区で規則が違うようです。
基本的にホテルで必要なものはあります。私は2020年の3月と今回、二度の中国隔離を経験したのですが、あるとよいと感じたものは運動靴と運動着ぐらいで、あとは嗜好品、コーヒーや煎餅でしょうか。お金を節約するのであれば食べ物を持ってきてご飯を注文しない、ということもできると思います。
コロナ過において中国に来ようとしておられるわけですから、皆さま特段の目的をお持ちであると存じます。皆さまの渡航が成功するよう願っております。