海外に視野を向けて!大連で日本語教師

私は4年前から中国大連市という都市に住んでおります。大連市で日本語教師を目指すきっかけになったのは、本当に単純で大連市という都市が好きだったからです。

それでは、項目別にお話しさせていただこうと思います。

・その学校への応募の経緯、きっかけ

そもそも、私が大連という街に来た理由として最初は中国語の語学留学がきっかけでした。

当時は、留学生だし折角なので沢山友達を作りたい!という理由で、当時留学していた大学の中国人学生との会話交流会に参加しました。当時そちらの交流会を主宰していた中国人の日本語先生とお話しする機会があり、一度日本語の授業に先生として来てみてはどうですか?というお誘いのお話がありました。私は、大連留学前に一応社会人の経験はありましたが、日本語の指導は未経験であるのと同時に、万が一話が伝わらなかった際の中国語のレベルが低かったため、最初はお断りをしようと思ったのですが、先生は問題ないとの回答があり不安ながら、授業をしました。当時は、自分の自己紹介からスタートして生徒さんの自己紹介と故郷についての紹介をテーマに行った記憶があります。そのきっかけもあり、何回か授業をさせていただくことが増えました。留学が終了する1か月前、私は日本に帰って中国語を使う仕事を視野に考えていたのですが、大連で仕事がしてみたい!という気持ちになっており、現地での転職活動をスタートしました。当時は、どのように転職活動をしてよいかもわからず、まず大学の先生に相談しました。ある日本人の日本語先生と出会い、今の大学で日本語の先生にならないかというお話が来ました。ただ、当時の私には必須だった、日本語教育能力資格は持っておらず、残念ながら当時は外資系企業の日本語トレーナーとして転職をしました。その後、あきらめきれずオンラインで勉強しながら日本語教師の資格を取得し学校での指導を行っております。

○仕事内容 

学校は、民間で日本語を指導している学校となります。

仕事内容としては、教科書を題材としたマンツーマンの日本語の指導や、口語の授業等も担当させていただいております。

○現地の言語は必要?

私の考えが、ほかの国や都市では通用するのかわかりませんが、私の場合は日常会話程度であれば、中国語が話せるため授業でどうしても生徒さんが日本語が理解できないときは、中国語を使用してます。ただ授業時間のほとんどは日本語を使用して、通じなくても敢えて話しかけるようにしてます。中国が話せない日本人の先生は、不安を感じるかもしれませんが特に問題ないと思います。

○こんなところがよかった

日本語教師をしていて、良かったところとして、まず客観的に語学学習というものを見れたことです。最初にもお伝えした通り、私は最初留学生として大連に来たこともあり中国語力を上げることは、今も課題です。その中で、いろんな生徒さんの勉強方法を私も中国語学習に取り入れてます。

○苦労したこと

日本語教師というところではないのですが、海外で日本語教師をやる上でやはり、コロナ禍が一番ネックとなりました。具体的に言いますと、まず近く感じていた日本への行き来が厳しくなったことです。実際、私の場合は3年日本に帰国が出来ず、やっと昨年の年末に一時帰国が出来ました。日本と中国では隔離がトータル6週間(ここは状況次第で代わると思います)、そのため、隔離生活での過ごし方はたくさん工夫しました。実際に現地でも日本人の知り合いの多数は、コロナが始まって以来帰国できていないですので、万が一中国で日本語教師を目指されている方は、覚悟が必要かもしれません。

○休日の過ごし方

中国での休日は、大連市には海が近くにあるため春から秋はよく散歩しに行ってます。

コロナが落ち着いている時は、旅行が好きなので色んな都市に旅行に行っておりました。

まだまだ行きたい観光名所があるので、攻略をしたいです。

〇生活編

住宅はマンションです。1ルームで、一人暮らしにはちょうど良い印象です。

また、賃貸の場合は基本的には家具付きのお部屋が多いので家具をそろえる必要はないかと思います。

大連は東北地方ということもあり、東北料理が有名です。中でもお勧めは锅包肉(ゴウバオロー)という日本の唐揚げみたいなものなのですが、ご飯がとても進みます。

○これから日本語教師を目指すみんなへ

私は単純に大連市で働いてみたい!というきっかけでしたが、そういった簡単な気持でも日本語教師になることは出来ます。海外に住んでみたい!や外国人と働いてみたい!等、少しでも海外に視野を向けているのであれば、今からでも日本語教師の資格を目指してみてはいかがでしょうか?日本語教師の需要は世界中で多いはずです。

ぜひ、大連でお待ちしております。

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