中国西北料理店「九毛九」

ここ、中国広東省深セン市には中国各地の料理が食べられるレストランが星の数ほどあります!今日は先日食べた西北料理のレストラン「九毛九」(ジョウマオジョウ)をレポートしたいと思います。

中国の西北部

ときに、中国の西北ってどこ?とお思いの皆さんにまずはご説明。

中国西北部(ちゅうごく-せいほくぶ)は中国の西北内陸の地域。地理上は黄土高原西部、渭河平原、河西走廊青蔵高原北部、内モンゴル高原西部、ツァイダム盆地新疆の大部分の地域を含む。中国においては西北区、または略して西北と呼ばれる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

地図で言うとこの辺りに位置します。

省は、陕西省、青海省、甘肃省、新疆ウイグル自治区、寧夏回族自治区の五つです。

料理

それでは食べた料理をご紹介

まずはこのおもしろい名前の料理「夫妻肺片」(フーチーフェイピエン)。え!?

夫婦の肺!!!?…いえいえ、違います。これは四川である夫婦が開発した料理なので、その名がついたそう。詳しくはウィキペディアをご覧ください。

…ってあれ!?これ四川料理、、でしたね。(;^_^A

とりあえずおいしくいただきました。画像からみると真っ赤な油が浮かび、さらに肉の上には生の唐辛子の輪切りまでのっていてめちゃくちゃ辛そうに見えますが、食べてみるとそうでもありません。むしろタレは甘めで、ゴマの風味と牛肉のうまみがベストマッチです!ビールが進むこと間違いなし!

おそらく日本の中華料理やでも目にする割と定番の料理でしょう。

そしてお隣のお寿司??のようなものは、実は主食、、でもなくデザートです。甘くしたご飯と粟(あわ)でむした物を冷やしていただきます。もっちり、プチプチ食感でおいしい!まぁ日本の和菓子?桜餅?おはぎ?のような感覚ですね。

辛い料理の箸休めにい感じです。これを頼んだのでご飯は頼みません。さて次の派手なメイン料理。。

山西老醋鲈鱼

動画でなくて残念ですが、ブクブクタレが煮立っているのがお分かりでしょうか?

一匹まんま開いてカラリと揚げた魚をテーブルに運んできてから石鍋にタレを注いでジュー!!!!ブクブク!!と、やります。すごい音と湯気があがり、食欲をそそられます。

この黒っぽいタレは甘酸っぱい黒酢ベースの味です。甘酸っぱい味って箸がとまらなくなりますよね。

ところで、この「鲈鱼」とはなんぞや。…調べてみると、、「スズキ」でした!漢字で「鱸」、同じ漢字でしたね。中国でもとってもポピュラーな魚です。

魚へんの右側、「盧」の簡体字は「卢」。おもしろいですね、漢字も勉強になりました。

今回はお酒や飲み物は頼みませんでしたが、一人あたり1000円前後でこーんなダイナミックな料理が何品も食べられるなんて、さすがだと思います。

日本でこれらの料理を食べれば最低三倍はするでしょう。中国に訪れるチャンスがあれば、ぜひこれらの料理を食べてみてくださいね!

お店の情報

住所:布吉街道罗岗片区翔鸽路布吉万象汇购物中心

営業時間:月から日 11:40-14:30  17:00-21:30

一人当たり予算平均:74元(1,136円)

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