<N1文法>…とばかり(日本語能力検定試験JLPTn1文法対策)

N1とばかり

意味

節を受けて「まるで…と言うかのようにという意味を表す。相手がいかにもそのようなことを言いたそうな様子に見えるような場合に用いる。後には勢いや程度が強力だという意味の表現が続く。書きことば的な表現で、「この時とばかりに攻め込む/攻めかかる」「えいっとばかりに切りつける/切りかかる」など慣用的に使われることが多い。


 

几乎就要说、简直就要说。

接短句,表示“仿佛要说…”的意思。用于看上去,对方俨然要那么说的样子的场合。后续是强有力的势头和程度表达方式。是书面性语言。多用“二の時とばかりに攻め込む/攻めかかる(看准机会进攻)”、“えいつとばかりに切りつける/切りかかる(喊了一声“嘿!”就砍了过去)”等惯用说法。

例文

(1)今がチャンスとばかり(に)、チャンピオンは猛烈な攻擊を開出…始した。

看准现在是机会,冠军开始了猛攻。

(2) 横綱はいつでもかかってこいとばかりに身構えた。

横纲摆好了架式,好像在说你尽管来吧。

(3)もう二度と来るなとばかりに私の目の前でピシャッと戸を閉めた。

他简直就像说你别再来了,在我眼前砰地一声把门关上了。

(4)「どうだ、すごいだろう」とばかりに、新しい車を見せびらかしている。

他嘴里几乎就要说“怎么样?够棒的吧!”,显摆着他的新车。

 

教師と学習者のための日本語文系辞典より—

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